日本とヨーロッパ。飛行機で10時間以上かけないと到着できないほど、離れた場所にある両地域には、当然、大きな文化的差異があります。
常識の違いから見えてくる、文化の違い。
日本人としての常識が海外では通用しないー
よくある話です。
特に文化の違いを語る上でドが付くほど語られる、定番な話題としては「靴を家の中で靴を脱ぐか脱がないか」というテーマではないでしょうか?
家の中で靴脱ぐ日本人、土足の外国人。
アメリカ・ヨーロッパをテーマにしたドラマや映画を見ていると、たまに目にする、土足で室内に上がる登場人物たち。
そのシーンを初見の時、大きな違和感を覚えたという方はきっと多いはずです。
ヨーロッパ人が脱ぐのは、シャワーのときとベッドで寝るとき。
彼ら・彼女らは一体、いつ靴を脱ぐのか?というと、表題にもある通り、シャワーとベッドで就寝するときだけだそうです。
両方とも、人間が油断している場面、トップ2ともいうべきシチュエーションです。
靴を脱ぐという行為、習慣
ここに、日本と西洋における「靴を脱ぐという行為」の、認識の違いが関係しています。
日本では玄関先で靴を脱ぐことは常識。しかし、ヨーロッパでは「はしたないこと」と捉えられています。
そういった靴脱ぎ忌避の意識から、唯一逃れられる安息場所が、風呂場とベッドというわけです。