フォアフット走法とは?
「陸王」に影響され、フォアフット走法を意識してみた(笑) 7キロ走って、キロ平均5'40"
— 高島 麻利央 (@Oh_Mariooo) 2016年7月24日
走り続けていれば、まだまだ成長できる。
ランニングでも、何でも。#おやすみ前のつぶやき #ランニング #夜ラン #池井戸潤 #陸王 pic.twitter.com/DJBKBrIjux
まずは、フォアフット走法とはどんな走り方なのかについて説明します。ただ闇雲に走るだけでは意識しないのですが、人の走っている姿を見ると主に3つの走法に分類されます。かかとから着地するのがヒールストライク、足の裏全体で着地するのがミッドフットです。そして、足の前足部から着地するのが、フォアフットになります。
一般的に、何も意識しないでランニングするとヒールストライクで走るのものです。前への推進力がある走法ですが、一方で足の筋肉に負担がかかる弱点があります。一方で、フォアフットの場合は筋肉へのダメージが軽減でき、長距離向きの走法なのです。
また、衝撃吸収能力が高いのも特徴として挙げることができます。30センチ以上の高所から飛び降りた場合、ほぼすべての人がフォアフットで着地するというデータがあります。本能的に、クッション機能を高めたいとフォアフットで着地するのです。
このように、フォアフットは初心者でも是非取り入れたい走法なのですが、実はフォアフット走法に適したランニングシューズも存在しているのです。
ニューバランスらしいおしゃれさも!
Present to myself for finishing 13.1. NB Minimus MT10's! #newbalance #minimalrunning #halfmarathon pic.twitter.com/No0eKrLX
— Matthew Smith (@maconmatt) 2012年2月25日
ニューバランスの中でも代表的なモデルとして、MINIMUSと言うものがあります。まるで素足で走っているかの様な感覚を得る事ができるシューズなのです。その中で、トレイルランニングモデルとしてMT10が有名です。トレイルランニングと言うと専門的なシューズが必要というイメージがありますが、そんなことはないのです!
このシューズの場合、通常のランニングレベルでも使用できるマルチさを感じさせます。事実、トレイルランニングではなく通常のランニングでも愛用しているのが多いのです。それは、フィット性を実現しているアッパーの採用があるからです。
サイドにサポートするかのようなベルトがありますね。これにより、自然と足の指が反るようにデザインされているので、ただ走っているだけでもフォアフット走法になるのが特徴です。
アウトソールにはビブラムソールを採用しているので、抜群のグリップ感もあります。悪路でも安心して履くことができますし、次の一歩につながる反発力も魅力的です。
エリートの輝き!エア ズーム エリート
多くのランニングシューズを提供しているナイキですが、フォアフット走法にマッチするシューズも多いのです。その中でも、エア ズーム エリートが最もおすすめできるアイテムとなります。軽量でありながら高反発のクッショニングを実現していることで知られています。
これは、前足部のNike Zoom Airユニットに寄るところが大きいのです。前足部にこれだけクッション性の高いユニットがあるのですから、フォアフットに適していないわけはありません!オフセットが8センチと高めに取られているのも、フォアフットを意識している所以なのです。
ミッドフット走法にも向いたデザインとなっていますが、Flymeshアッパーを採用することにより、通気性の良さが実感できます。アウトソールでは、六角形のトラクションパターンを採用し、どんな路面でもその能力を発揮します。
カラーリングのバリエーションが多いのも、ナイキっぽくて良いですね。見た目以上に特殊性の高い、よく考えられた逸品に仕上っています。
日本の心!ソーティジャパン
日本人の足を知り尽くしているブランドであるアシックスでも、フォアフット走法向きのシューズが存在します。その中でも、ソーティジャパンが有名なのです。基本はマラソン用のラストを使用しているので、少しクッション性には見劣りしますがフィット感に優れています。
また、アッパー部にアシンメトリーのハトメ構造を用いることにより、シューズ内でまるで合体したかの様な感覚を受けます。長時間の運動には、このような細かい点が非常に重要になるのです。一体感はあるのですが、カラー的には違うものを使用して独自の趣を感じさせます。
アウターソールを見てみると、フルフラットなソールを採用しています。これで本当にフォアフットに合うの?と思えますが、ふにゃふにゃなソールになっているので、しっかりフォアで着地できるのです。また、想像以上にグリップ力も高いので、どんなトラックコンディションでも能力を発揮できます。
そして何よりも、独特な日本人の足の形状にフィットするデザインが魅力的です!まるでオーダーメイドシューズを履いているかのような感覚を得ることができます。
早速フォアフットで走ってみよう!
いかがでしたでしょうか?フォアフット走法は、意識すれば今日からでも実践できる走法です。マラソンともなると、40,000歩をも超えるので、一歩一歩が足に与える負担を気にする必要があります。その意味でも、フォアフット走法は足への負担軽減を実感できる走法なのです。
アキレス腱に負担がかかるという難点がありますが、是非ともフォアフットにマッチしたランニングシューズを選んで、ランニングをエンジョイして下さい。