19017年、コンバースからバスケットボール専用の「キャンバスオールスター」が発売されました。当時、足首を保護する目的のハイカットが特徴的でした。そのフォルムは、現在発売されているバスケットシューズとあまり変化がないそうです。そんなコンバースのバスケットシューズについて歴史をまとめます。
キャンバスオールスターの歴史
1968年に入ると、プロのバスケットプレイヤーに向けた、スエードやレザーを使用したオールスターが発売されました。その後、1971年にはキャンバスオールスターはカラーバリエーションが増え、8種類に。バスケット用としてのシューズに加えて、街でも履いて歩けるストリートを意識したものになりました。
1984年「Fashion All Stars」と呼ばれる商品展開を始めます。この年には、ロサンゼルス・オリンピックとスポンサー契約を結び、スポーツ市場を拡大するきっかけとなりました。
幻と呼ばれていた「ワンスター」
プロのバスケットプレイヤーからの要望により、耐久性を兼ね備えたレザーを使用したシューズが発売されました。
そのシューズの名前は「ワンスター」。1974年に誕生して、翌年には生産が終了されたことから、幻のワンスターと呼ばれていました。生産終了の理由は、製法が難しいことに加えて素材の調達が困難になってしまったためです。
ですが、1984年、復活を熱望するファンの声に応え、ファッションアイテムとして再発売が決定。現在でも、カラーやスタイルを変えながら愛され続けています。
プロレザー誕生
1976年、伝説的なプロバスケット選手が登場しました。Dr.Jことジュリアス・アービングです。ボールを自在に操り、空を舞うようなそのテクニックは、バスケットキッズたちの憧れの的になりました。
そんな彼の足元を支えていたのは、コンバースのプロレザーでした。足首を保護するシューズために、開発されたシューズです。もちろん、彼のようになりたいバスケットキッズにとっても、どうしても欲しい商品でした。
名作「ウェポン」登場
1984年、くるぶしまでホールドする形状のウェポンが販売されました。当時のプロリーグの2大選手として有名なラリー・バードとマジック・ジョンソンを広告塔にした戦略が大ヒット。全世界で400万足を販売する人気商品となったのです。
それと同時にオールスターは、華やかなバスケット界から遠ざかっていきました。
オールスターカムバック
長い間、バスケット界を離れていたオールスターが、1996年に復活を遂げます。着地をした際に、足への衝撃を抑えられるように考えられた、リアルアクトシステムを採用。
アンクルにパッチがついたこのデザインは、古い伝統を引き継ぎながらも、新しく進化を遂げ、再びバスケットコートに舞い戻ってきたのです。
コンバースから目が離せない!
2008年には、100週年記念モデルが発売され、コンバースは進化を遂げ続けています。バスケットシューズ以外にも、スポーツに特化したシューズも数多く販売されています。スポーツのみでなく、ファッションアイテムとして、現在もなお人気を博しています。これから先も、コンバースから目が離せそうにありませんね。
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出典:photo by shoes box
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