サンダルに形は似ている気がするけど、これはサンダルなのかな?とお店で見かけた時、ふと疑問に思うことはありませんか?
では、一体どういうものをサンダルと呼ぶのか、サンダルの定義について学んでみましょう。
足全体を包まない
まずサンダルの定義の一つとして、足全体を覆わないものをサンダルと呼びます。
なので、「これはサンダルと言っていいのか?」と思うデザインも、全体を覆っていなければそれはサンダルということになります。
サンダルの語源
そもそもなぜサンダルと呼ばれるようになったかと言うと、「板」を意味するギリシャ語のSandalionからきていると言われています。中世後期頃から生まれたもののようです。
なぜサンダルが作られたのか
紀元前2000年頃に、エジプトの砂漠の熱から足を守るために作られたのが始まりと考えられており、日本でサンダルが普及し始めたのは1932年頃のことです。
ミュールはサンダルとは別物?
レディースの靴で、ミュールというものがありますが、ミュールの定義はストラップやベルトがかかと部分についているものとされています。
全体を覆っているわけではありませんので、ミュールもサンダルの一種なのです。
パンプスはサンダルの一種なのか
パンプスは主に、ストラップやベルトなどの固定具がついていないのが特徴で、基本的にかかとやつま先が覆われています。
ですが、つま先だけが覆われていない「オープントゥパンプス」と呼ばれるものもあれば、かかとが覆われていない「オープンバックパンプス」と呼ばれるものもあり、パンプスはサンダルの一種ではないとされています。
まとめ
レディース物のサンダルは区別がつきにくく、分かりにくいですね。
仕事などでよく使われているのはパンプスですが、プライベートで使われるものはミュール、サンダルが多い印象です。
もちろんパンプスもファッション性に特化していますし、様々な場面で活躍できますよね。
どれもそれぞれに良い面があり、いくつか持っておくとオシャレの幅も広がりそうです。