プロのホテルマンは足元から見る
「プロのホテルマンはお客様の靴を見てそのレベルを判断する」なんてことはよく聞く話ですよね。
ホテルだけでなく靴を脱ぐ高級な料亭でも同じように言えます。
むしろ、料亭は靴を脱ぐのでより靴で判断されることが多いことでしょう。
また、有名企業の役員や社長などもスーツやネクタイだけでなく、靴にもこだわっているという話もよく聞きますよね。
つまり、靴の良し悪しとその人の質は比例して判断されているということがわかります。
、私がこれまで多数のお宅を拝見してきて気付いたデキる男の靴の特徴はと言うと、やはり、
1.手入れが行き届いている
(形が崩れていない、かかとが減っていない、擦れていないなど)
2.キレイに磨かれている
のに加え、
3、スーツとのコーディネートが良い
4、脱いだ後に揃えている
という点も挙げられます。
いい靴を履ける経済力
多くのビジネスマンは、スーツやネクタイと言ったよく見られる部分にはいい物をこだわりを持っているかもしれません。
しかし、靴となると「どうせ履き潰す」「誰も見ないだろう」なんて考えて、買い替えを前提で安い物を使用している人もいるのではないでしょうか?
確かに、スーツやネクタイにいい物を選べば、一見すると身なりがよく見えます。
ですが、先ほどのようにプロのホテルマンなどは足元を見ます。
そこで、靴が安物であると、「ああ、いい靴を買えるほどの余裕はないんだな」なんて思われかねません。
スーツやネクタイでいい物を選ぶなら、やはり靴もいい物を選ぶべきです。
いい物を選んでも履き潰してすぐダメになると思うかもしれませんが、いい靴は頑丈に出来ていますので、長く履いても大丈夫です。
安物の靴を1年毎に買い換えるより、多少高くてもいい靴を長く使えば、経済的にも実はお得です。
そして、その感覚こそが大切なのです。
いい物を長く使っていれば、それだけその人に対してしっかりとした経済観念・経済力があると思われます。
靴の美しさはきめ細かい配慮を映し出す
ただいい靴を履けばいいというものではありません。
せっかくのいい靴でもボロボロであれば、その印象も悪くなってしまいます。
いい靴を履いていて且つその靴が美しいほど、その人の評価は上がります。
やはり、一般的に靴というのはどうせ汚れるものと考えて、あまりお手入れする回数も少ないという方も多いのではないでしょうか?
でも、それではいけません!
靴にもしっかりと気を配って手入れを欠かさないというのは、初対面の人と対峙したときに「ああ、この人はしっかりときめ細かく配慮できる人だ」と印象付けられます。
この「きめ細かい配慮」というのは、仕事上でとても重要になります。
いまいち忘れがちな靴にもしっかりと配慮できる人は、仕事の際もこちらの意図を汲み取った配慮の出来る人と言えます。
このような印象を与えることで仕事上の評価も上がり、契約を交わすことも可能になるのです。
デキる男は足元から
いかがでしょうか?
一般的に言われている「仕事がデキる男は靴が綺麗」というのはこのような理由があったんですね。
足元にもしっかりと配慮することが出来るそのきめ細かさが仕事にも活かされているんですね。
また、取引先との接待などで高級店に行った時も、綺麗で良い靴を履いていれば恥ずかしい思いもしなくて済みますし、相手にも「この人となら仕事をしていきたい」と思われることでしょう。
皆さんもこれを機に靴に気を配り、デキる男を目指しましょう!