まだ記憶にも新しい2019年、ウィーンで開催されたフルマラソンにて、“ナイキ”所属のエリウド・キプチョゲが非公式ながら2時間を切るタイムを記録した際に着用していた「ナイキ エア ズーム アルファフライ ネクスト ％」。一躍話題となった“ナイキ”の「アルファフライ」シリーズは、「ズーム エア ユニット」や「ズーム X フォーム」、カーボンファイバー製フライプレートによ“ナイキ”独特の「スピードを生み出す」ためのシステムが特徴だ。今回登場するのは、そんな「ナイキ アルファフライ」シリーズ“最軽量”となる最新作だ。

これまでの「アルファフライ」シリーズは脚力のあるエリートランナー向けだったが、同シューズは一般ランナーの着用も想定した製作を行っている。最大の変更点はソールで、シリーズで初めて前足部とかかとが一体化した設計を採用。踵からつま先へのスムーズな体重移動を実現した。

また、足運びに大きく関わるソール部分にも注目。前足部に配した2つの「ナイキ エア ズーム ユニット」が、路面からの衝撃を和らげつつエネルギーを戻し、次の一歩を促す役割を担う。また、フルレングスのカーボンファイバー製フライプレートが、推進力と安定感を提供する。

快適な履き心地を提供するアッパーには、新しいアトムニット 3.0を使用。軽量で通気性に優れており、より足を快適に包み、通気性と中足部のサポート性を向上させている。さらに、立体的な踵部分のフライニットのヒール ポッドが、踵とアキレス腱下部を柔らかくサポートしてくれる。

カラーは、試作品をそのままデザインに落とし込んだ“プロトタイプカラー”を用意する。白を基調としたシンプルな色味に、オレンジの“エア ズーム ユニット”がアクセントになっている。またミッドソールの外側側面には、着用テストに参加したアスリートの番号や、アトムニットの開発に試行錯誤を繰り返したバージョン数などが刻まれている。

新年に注目を集める“厚底ランニングシューズ”。
ランニング愛好家は一足早く、話題作をゲットしてほしい！

[発売日]2024年1月4日(木)
[価格]36,050円(税抜)
販売店舗：一部のナイキ販売店、NIKE.COM、ナイキアプリ
※そのほかカラーも今後順次発売予定。