2008年にスタートした”オニツカタイガー”の「ニッポンメイド（NIPPON MADE）」。素材とディテールへのこだわり、そして日本の職人技術を世界へ発信することをコンセプトに掲げたコレクションで、手作業を経て生み出されるシューズには、一つとして同じものはない。今回は、そんな同コレクションをラインナップした新館として、「オニツカタイガー銀座」に隣接してオープンした「オニツカタイガー銀座 ニッポンメイド」についてご紹介する。

ショップは、銀座・並木通り沿いにある銀座7丁目交差点の少し手前にある。「オニツカタイガー銀座」に隣接する白い二階建ての建物だ。こちらは2023年5月にオープンした、日本製のアイテムをメイン商品として販売する新館としてオープンしたもの。

ショップに足を踏み入れると、左右には「ニッポンメイド」シリーズがズラリ。お隣の「オニツカタイガー銀座」地下1階にあった同シリーズが、こちらに展開されているという。

「MEXICO 66 GDX」のスマートなフォルムに日本的なカラーリングを施したものや、辛口のデザインに甘めの花柄を施した「LIMBER UD PRESTIGE」など、海外からのお客さんがワクワクするような、伝統を感じさせながら、東京・銀座の「今」を感じられる空間となっている。ちなみに、以前こちらのコレクションがあった旧館の地下1階には、ありとあらゆるカラーリングを纏った「MEXICO 66」が展開されていた。

中央には、オープンを記念して作られた80足の限定品「TIGER SETTA NM（税込38,500円）」が。雪駄とスニーカーを組み合わせたモデルで、ホワイトの鼻緒とブラックのスニーカーソール。丸いフォルムが洗練されており、”オニツカ”らしい、辛口で隙のないデザインだ。

2階に上がると、”オニツカタイガー(Onitsuka Tiger)”のラグジュアリーライン ”ジ・オニツカ(THE ONITSUKA)”がある。

”ジ・オニツカ”はドレスシューズとスニーカー両方のエッセンスを取り入れたシューズを展開しており、神戸牛革を使用した、美しくもスポーティなスタイルが特徴だ。

ビジネスシューズだけではない。渋い赤色を纏ったレトロな「JUMPA」は、昭和のゴルフシューズのような見た目にイマドキの厚底ソールが見事にはまって、モード感すら漂わせる。

かと思えば、華やかなラメ調のアッパーに、厚みのあるシャークソールの「BROGUE」も、いい意味で”オニツカ”らしくない、洗練されたフォルム。

レザースニーカーも秀逸で、特にローカットのレースアップスニーカー「MITIO」は、スエードとスムースレザーで構成された、サイド部分に大胆にデザインされたスエードパーツとパンチングのディテールが特徴的な1足。スニーカーというと、どうしてもぽてっとしたフォルムになりがちだが、そこは”オニツカ”。日本人の足型に沿いつつもスマートなデザインで、コーディネートに馴染みながらも程よいアクセントに。もちろん履き心地も抜群で、インナーソールの厚みが5ミリほどあり、反発性に優れている。

レザースニーカーも秀逸で、特にローカットのレースアップスニーカー「MITIO」は、スエードとスムースレザーで構成された、サイド部分に大胆にデザインされたスエードパーツとパンチングのディテールが特徴的な1足。スニーカーというと、どうしてもぽてっとしたフォルムになりがちだが、そこは”オニツカ”。日本人の足型に沿いつつもスマートなデザインで、コーディネートに馴染みながらも程よいアクセントに。もちろん履き心地も抜群で、インナーソールの厚みが5ミリほどあり、反発性に優れている。

またウェアやバッグなどアクセサリーも展開しており、こちらにも神戸牛革を使用した、日本の国旗をイメージしたような、レッドやホワイトの商品が並んでいる。
海外からのお客さん向けを強く意識したような品揃え。平均価格は5万円からと少々お高めだが、品質には納得できるものが並ぶ。

銀座に来たら、ぜひ一度立ち寄ってみていただきたい！

オニツカタイガー銀座／Onitsuka Tiger GINZA
住所：東京都中央区銀座7-8-7
電話：03-6264-5877
営業時間：11時～20時

アクセス：
東京メトロ銀座線「銀座駅」徒歩4分、「新橋駅」徒歩5分
東京メトロ丸ノ内線「銀座駅」徒歩4分
JR「新橋駅」徒歩5分