2013年、東日本大震災を契機に「非常時にも快適に歩けるおしゃれなパンプスを！」という働く女性たちの声から生まれたシューズブランド“オールデイウォーク(ALL DAY Walk)“。震災当日に帰宅困難者となったシューズメーカー・アキレス社員の実体験から、“20km 歩けること”を目標に、“アキレス”と順天堂大学スポーツ健康科学部バイオメカニクス研究所との産学協同プロジェクトにより2013年に開発された。
2021年10月、東京23 区での10年ぶりの震度5強の地震は交通機関にも大きな影響を及ぼし、鉄道各線の運転見合わせにより帰宅困難者が続出した。その際につぶやかれた女性の実体験にもとづいた「ツイッター」が注目を集め、これをきっかけにメディアからの取材依頼が殺到。“アキレス”の公式ウェブサイトにも注文が多く寄せられ、ツイート翌日には通常の約18倍、全国ネットのテレビ番組で紹介された後は約40倍という受注数を記録。その後も度々メディアに紹介されており、2021年12月にはNHKの首都圏ネットワークの防災アイテムを紹介するコーナーで取り上げられるなど、注目度が増し、2021年秋冬シーズンは前年同期と比べ約150％の売上げを記録した。地震の多い日本ならではの需要に着目した、今注目のシューズブランドである。

「20km歩けるスニーカーのような履き心地」の快適機能搭載パンプスを展開するシューズブランド“オールデイウォーク(ALL DAY Walk)“。長時間歩行における快適な履き心地に配慮したオシャレなパンプスブランドは、スニーカーのような快適な履き心地と、オン・オフどちらでも履けるバリエーション豊かなデザインから、幅広い層の女性から支持され、リピーターも定着している。“オールデイウォーク”の履き心地の良さのポイントは、こだわりのインソール。反発性の高いEVA素材をインソール全面に採用し、かかと部には着地の衝撃を和らげるクッションを配置。ムレやすいつま先部分には、吸水速乾メッシュを採用することで快適性にも配慮している。デザイン面でも2022年春夏シーズンは、戦略的にアイテムを絞り、年間通して好評なアイテムに新色モデルを追加。春夏の軽快なファッションに合わせやすい明るめのカラーモデルをラインナップしている。国内ではオンラインストアのほか、全国の取り扱いのあるショップで購入が可能。価格帯はほとんどが1万円以内だ。