1892年、西フランス・プゾージュという村にて、靴職人であるパトリック ベネトー（Patrick Beneteau）と息子たちによってスタートしたシューズブランド “パトリック(PATRICK)”。“一足一足に情熱を込める”という想いのもとで続けられたシューズ作りは1930年、サッカースパイクを中心としたスポーツシューズで高い評価を受ける。さらに1972年にはシューズの後方に鋭く刻まれた「2本ライン」が誕生し、そのブランドイメージを強烈なものとした。その後、同ブランドが発表するカラフルなスポーツシューズがファッションに敏感なパリの人々から注目を集めることとなる。

1978年には日本に初上陸し、当時機能性だけが注目されていたスニーカーの中で、同ブランドの持つ鮮烈なカラーリングや洗練されたフォルムは注目を集め、流行に左右されることのない洗練された大人のファッションを表現するブランドとして確立されることとなる。今回は、そんな同ブランドが2022年8月23日(火）まで、新宿伊勢丹で実施している「パトリック新宿伊勢丹ポップアップ」についてご紹介する。

ショップは、新宿伊勢丹・本館2階のポップアップエリアにある。大きな"パトリック"のポスターが目印だ。その下には、エスプリの効いたデザインや色使いが特徴的なスニーカーがずらり。シンプルな白のスニーカーは洗練されたデザインで、インソールのデザインまでも素敵。

今回は、普段取り扱っていない商品ラインナップや、サイズバリエーションも豊富。通常展開の36～39サイズに加え、一部商品は、35、40、41のサイズも用意されている。

こちらは「MONTREAL70_TRC」。薄いソールとスクエアトゥが特徴的な70年代のモデルで、アッパーは上品なステアレザーを使用。ホワイト、ブラック、グレイの3色展開で、ホワイトとブラックは光沢があり、グレイは染料染めでソフトな風合いが特徴的。コアな”PATRICK”ファン待望の一足だ。

こちらはブランド誕生130周年企画として誕生した「SANDIEGO93」。80年代、90年代のアーカイブからジョギングシューズ、コートシューズが原型の3モデルをパック提案したもの。当時のレトロな雰囲気を再現するために、つま先の形状や素材、カラーリングなど細部に渡って当時のモデルが再現されている。今回は130周年の下げ札が付いてくる。

フランスの精神が息づく、MADE IN JAPANのスニーカー。
シンプルな大人スニーカーが欲しいという方は、この機会にぜひチェックしてみていただきたい！

パトリック新宿伊勢丹ポップアップ（2022年8月10日(水) ～ 2022年8月23日(火)）
住所：〒160-0022 東京都新宿区新宿3丁目14-1 伊勢丹新宿店本館2階
営業時間：10:00 - 20:00