"ペリーコ(PELLICO)"は、1963年に靴の工房としてイタリアのヴェニス郊外・フォッソで創業し、現在もここに本拠地を置くシューズブランド。シンプルかつ洗練されたエレガントなデザインに、イタリアらしい美しい色使い、そして良質な素材と卓越した職人技術により生み出される最上級の履き心地の靴を提案し、日本の女性にも人気のあるブランドだ。

創業から変わらないものづくりのポリシーとして、「ひとつのシューズを長く大切に履くこと」を大切にしており、最近では世界のスタンダードとして謳われている"サスティナビリティ"を地で行く同ブランド。環境への配慮を掲げることは、ブランドの然るべきミッションとして、上質なものを長く大切に使うことこそ、環境への重要なアクションだと考えている。

シューズの生産にあたっては、各工程の専任制を設け、その道を極めたスペシャリストが、工程の一つひとつに真摯に向き合うことで、品質の優れた一足を生み出している。併せて、長く履ける・履きたくなる飽きの来ない靴のデザインについても考え抜かれ、アイコンモデル「LUNETTA（ルネッタ）」や「ANELLI（アネッリ）」などの普遍的な美しさを誇るデザインを繰り出し、プレーンなパンプスながら毎日履きたくなるシューズとして、世界中の女性たちの支持を広げている。

今回は、そんな同ブランドが2016年3月にオープンした日本初の直営店「ペリーコ 東京ミッドタウン店」をご紹介する。

「より長く美しい状態で履き続けるためには、こまめなケアが必要」という"ペリーコ（PELLICO）"の直営店には、リペア工房が併設されている。それぞれのシューズに合った純正のパーツとカラーで、修理やお手入れを行ってくれる。2016年3月にオープンした、日本初の旗艦店「ペリーコ 東京ミッドタウン店」にも勿論、リペア工房「Atelier PELLICO da EARTH」が併設されている。（店内右奥）

履く前に張るハーフソールひとつをとっても、綺麗なフォルムを維持するオリジナルの仕上げがあり、日々のケアに欠かせない防水スプレーも、植物由来のオーガニック製品を採用し、店頭で販売している。"サスティナビリティ"を謳う同ブランドだが、実際にできるだけ地球に優しくあるよう心がける提案が細部にまでなされているのには驚く。

ショップは東京ミッドタウン、ガレリアの2階に位置している。白を基調としたモダンな店内はエレガントなカーブを描くショーウィンドウに囲まれ、落ち着いたスペースを確保しながらも、ぐるりと見渡せるようになっている。

店内では、「2020 SPRING SUMMER COLLECTION」が展開されており、今シーズンのテーマである“ RETRO FUTURE （レトロ フューチャー）”なカラーリングのパンプスやショートブーツが並ぶ。

大胆なシースルーブーツは素肌に馴染むシアーな透け感で、軽やかに春の足元のアクセントに。NEBIの木型を使用したショートブーツは目の細かいチュールメッシュに上品な刺繍が施され、ストッキングのような繊細さで足をセクシーかつ上品にみせてくれる。シアーなタイツとのコントラストを楽しむのもおすすめだそうだ。

こちらは、懐かしくも新しいフューチャリスティックな世界観を表現した1足。シェパードチェックを使用したストラップサンダルのマテリアルはブロックチェックの交差していない部分に斜線が入っているのが特徴で、多色使用しているかのように見える立体感がある。20年春夏のテーマでもあるレトロフューチャーを意識したネオンカラーに、落ち着いたグレーやパープルの組み合わせが、ポップになりずぎない大人仕様のチェックに仕上がっている。直営店限定アイテムなので、気になる方はお早めに。。

日本人の女性が好みそうな、「ちょっと抜け感のある上質な定番」。
価格帯も5万円台からと、3か月に1足のご褒美として購入するにはちょうどいい。
都内の直営店は、この東京ミッドタウン店と、銀座の東京ミッドタウン日比谷店のみ。
ちょっと優雅な気分でショッピングを楽しみたいときに、ぜひ立ち寄ってみていただきたい！

PELLICO 東京ミッドタウン店
住所：〒107-0052 東京都港区赤坂9丁目7番4号 東京ミッドタウン ガレリア2階
電話：03-5413-7768
営業時間：11:00～21:00

Atelier PELLICO da EARTH
電話：03-5413-8258
営業時間：11:00～19:00