映画「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2」で話題を呼んだ未来のスニーカー
2017年9月に発売された「Nike HyperAdapt 1.0(ナイキ ハイパーアダプト 1.0)」は、足をシューズに入れるだけで、履いた人の足の形状に合わせて自動的に靴紐が締まる"E.A.R.L.(自動シューレース調整システム)"を搭載し、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2」で未来のスニーカーとして描かれた、「Nike Mag(ナイキマグ)」を具現化したような仕上がりで大きな話題を呼んだ。価格は75,000円(税抜)と高額ながら、その斬新さでスニーカーヘッズの話題を集めた。そして2018年12月、ナイキ4半期の業績報告において、自動靴ひも調整システムを備えた新作バスケットボールシューズを「HyperAdapt 1.0」の半額ほどの値段で発売することを予告しており、今回ついにその記念すべき初の自動靴ひも調整バッシュである「Adapt BB」を発表!2019年2月に発売することを明らかにした。まさにファン待望の1足だ。
次世代型スマートシューズ「ナイキ アダプトBB」その特徴とは?
見た目はシューレースのないスリッポンタイプのスニーカーで、ブラックで硬度に編み上げられたフライニットのアッパーに、ミッドソール部の核となるスウッシュに重ねるように流れる彗星のごとく少し丸みのあるスウッシュが大きくサイドを走っている。アウトソールは半透明のブルーラバーを使っており、全体的に近未来を感じさせるようなデザインとなっている。しかし一番の特徴はひとたび靴に足を入れると、専用のモーターとギアが作動し、足が必要とする圧力を感知しフィット感を維持してくれることだ。シューズの中にはフィットアダプタ技術が取り入れられていて、スマートフォーンのアプリからフィット感を設定すると、自分好みのフィット感を自動的に調整してくれる。もちろん本体で直接ボタンを押して調整することも可能だ。また、前作の「Nike HyperAdapt 1.0」にはなかった耐水性が、本作では300リットルの水を3分間かけても動作が出来るようにアップデートされている。
またしてもし烈な競争が予想されるが、今回も前作以上の大きな話題を呼びそうだ。
販売情報
[発売日]2019年2月17日(日)
[価格]35,000円(税抜)
取り扱い店舗
一部専門店、SNKRS